~園長のひとりごと・・・ジョウビタキ~

職員室のテラス前に冬鳥が姿を見せる季節と
なりました。
この頃、よく顔を見せてくれるのは、
お腹がオレンジ色の可愛い鳥です。
なんという鳥なのかな、、、と
ひとりごとを言っていると
次の日、主任さんが
「とりずかん」をどうぞと。

ページをめくると
「ジョウビタキ」という名前のよう。
つばさの白い模様が着物の紋に
似ているため「もんつきどり」とも
よばれるそう。
あっ、ほんとだ。
黒いつばさに白い紋。
お腹のオレンジ色にばかり
目がいっていたのに、
今度は、白いその点が可愛らしく
見えてきます。

そして、虫や木の実を好むこと、
畑や庭や公園に多く姿をみせること、
群れない一匹オオカミであることなどが
記されていました。
それぞれの鳥に個性があって、
それは、人も同じ。
でも、
こんなふうに丁寧に教えてくれる本は
ありません。
あの子のこと、この子のこと。
もっとわかりあいたい気持ち。
日々の暮らしの中で
学びながら、ひとりひとりに向き合って。
こつこつと寄り添って。

個性あふれる65名のこども達。
おかげ様でみんな元気です。
感謝あふれる2021年でした。
多くの方々の支えをいただいている
おかげです。
新しい年もどうぞよろしくお願い申し上げます。