すりきれてしまった、なわとび。
いっぱいとんでもらった、なわとび。
こども達といっしょに、
なわとびと話をしてみることにしました。
「何て言ってるかな?」
「いっぱいつかってくれてありがとう
って言ってる。」
「そっか、なわがちぎれて白いふわふわ
でてしまったもんね」と私がふれると、
「あっ、いたいって言ってるかも。」
「ごめん。そうか、いたかったかなぁ」
「よしよしってなでてあげたい」
「わぁ、そうしようか」
一人一人の目の前に
なわとびをさしだすと・・・
「ありがとう」
「いたくない?」
「がんばったね」
ねぎらいの言葉をかけて
なわとびを優しい手で
なぜてくれました。
大切に大切に物の命とも向き合って
感謝しました。
ありがとう。
物からも学びの機会を
いただいて感謝です。