~園長のひとりごと・・・鳩の旅路~

先月のことです。
朝、出勤時、
もう間もなく保育園という道路上にて
可愛そうな姿が目に入りました。
どうやら鳩のようです。
職員に話すとすぐにその鳩さんを
園に連れ帰ってくれました。
道の上に鳩の羽がたくさん舞っていました。

「イタチか何かにやられたみたい」
「足環がついてますね」
「連絡してみるわ」

遠く長浜あたりで放鳥され、
県内の自宅へ帰る予定だったとのこと。
あと80キロほどだったのに。
なにがあったのか、弱って最後に
八代保育園前の道にたどりついて。

「悲しいことだけど、旅路の最後が
八代保育園の前の道でよかった」
と言いながら小さなお墓が作られました。
お疲れさまでした、鳩さん。