昨日、ビオトープをお世話してくださっている
宮村さんからニホンイシガメを
みかん組さんに持ってきてくださいました。
ぶどう組のこども達は、その姿に興味津々!
そして、早速図鑑を広げてみました。
はじめに「イシガメ」と聞いていたので、
索引の「イ」を探していたこども達。
「ないね~」
「ないんかなぁ~」
そして、「先生ないわ~」と困り顔。
よく見ると・・・
「二ホン」が初めにつくようでした。
「ニホンイシガメ」のページを開くと
このカメの特徴とぴったり!!
甲羅の後ろ側はギザギザがあります。
「これだね!」と納得!!!
そして今日はビオトープに
みかん組さんと返してあげることにしました。
それまでに、じっくり観察タイム。
甲羅をつんつん!
「つめたいなぁ」
「かたいなぁ」
「いしみたいだ」
「手も触ってごらん、握手してみたら?」と
「でも爪があるからこわいな~」と
おっかなびっくり!!
「大丈夫、持ってるから」と
私の指にカメの手をそっと乗せると、
こども達も順に・・・
そっとふれてみます。
「あっ!いたくない」
「でもやわらかい」と
見た目よりも優しい手触りに、
笑顔が出ます。
「しっぽもさわってもいい?」と
「でもかたそう」
「いたいかな」と
とげとげしているしっぽに少しドキドキ。
ツン!とさわると、くるりんっと体を沿わせて
引っ込めてしまいました。
「こうやってかくすんだ!」
「びっくりしたんかなぁ!」
しばらくすると、カメも慣れてくれたのか
こども達にしっぽも触らせてくれました。
命に親しみを感じながら、
二ホンイシガメが食べる物も調べました。
ザリガニ、カニ、貝、
植物と書いてありました。
「ビオトープにこのいきものは
いるのかなぁ?」
またまた興味津々。
実際にビオトープに行くと、
ザリガニの脱皮も発見!!
「ザリガニもいたんだね」
「うん!!」
タニシも、メダカも、タイコウチ、カエル、
オタマジャクシ、シオカラトンボ・・・
たくさんの命があふれています。
たくさんの命にふれあいながら、
自然からの学びや
命を大切にする体験をしてほしいと
思っています。